ジャンル | 文学・評論 |
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お売りいただいたお品 | ジョン万次郎漂流記 井伏鱒二 文學界社 |
ご住所 | 東京都足立区 |
買取方法 | 店頭買取 |
もふもふ買取スタッフより
都内にお住まいのお客様が直接店舗にお持ち込みでの買取でした。
少し古めの文学作品を多数査定していたところ、青山二郎さんが装丁を担当された『ジョン万次郎漂流記』がありました。青山二郎さんは麻布にて、「青山学院」と呼ばれる青山二郎さんを中心とした文学仲間の集いの中で、小林秀雄、中原中也などの作家以外にも宇野千代や白洲正子など様々な面々と交流を持っていた人物です。装丁家として数多くの本の装丁をされ、独特の美意識を今に伝えています。青山二郎さん自身の著作や『青山二郎の話』、『いまなぜ青山二郎なのか』などの関わった方から見た青山二郎とはと言った本も出ているので、読んでみると面白いかもしれませんね。
経年感やヤケ、傷み、一部壊れなどありましたが、こちらの装丁での『ジョン万次郎漂流記』は現在入手が困難ということもあり、お値段がつきました。